MM2Hプログラム ビザ

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MM2Hプログラムをそろそろ取るか?

マレーシアに移住してから1年以上たち、MM2Hプログラムでビザを取得しようか迷っている。実は、申請代行の会社に条件について問い合わせもしているので、手続きの大体の内容も把握はできている。


ただ、マレーシアはMM2H等のビザがなくても、3ヶ月までは滞在できる。さらに、一度出国すれば再入国可能なので、事実上ビザなしで問題がない・・・はずだった。


先日、シンガポールから帰ってくる際にイミグレで止められてしまい、帰りの航空券の所持の有無やマレーシアに入る目的、ビザの所持などを20分以上に渡って詰問されてしまった。今回は無事に入国できたものの、このままだと安心してイミグレを通れなくなってしまう。


ということで、現在検討しているのがMM2Hプログラムで、せっかくなので内容を簡単にまとめておこうと思う。


まず、MM2Hはリタイアメントビザという位置づけではあるが、実際には20代でも取得できるので、高齢者向けというわけではない。


取得には一定以上の資産の証明が必要で、50歳未満の場合、50万リンギット(約1300万円)相当の財産証明、さらにマレーシア国内で30万リンギット(約800万円)の定期預金、月に1万(約28万円)リンギット以上の国外からの収入証明が必要となる。50歳以上だと35万リンギット(約1000万円)の財産証明、15万リンギット(約400万円)の定期預金、月に1万リンギット(約28万円)以上の公的年金受け取り証明書が求められる。


定期預金とは言え、800万円を寝かしておくことになるので、これは投資家としては痛い。ただ、1年後なら不動産購入や教育、医療のために15万リンギットまでは引き出すことが可能になる。


MM2Hを取得すれば、配偶者や21歳未満の子供、60歳以上の両親にも適用できるため、自分だけではなく、家族がマレーシアに住む環境を整えることもできる。


MM2Hプログラムは10年の滞在許可だが、10年後には更新されるため永住権に近い。一部の国のビザのように、取得したら毎年一定期間は住まなくてはならないということもない。


この他にも、メリットとして車の輸入を免税でできることが挙げられる。マレーシアの場合、輸入車の関税が高いため、実は免税されれば輸入して2年乗り、販売するだけでも利益が出たりする。ちなみに、2年は保有しないと免税措置が受けられない。

ビザを取るか、法人を作るか

個人的な悩みどころとしては、MM2Hを取らなくても、マレーシア法人を設立してエンプロイメントパス(雇用パス)を取る方法があるということ。この方法でも、マレーシアに安心して長期滞在が可能になる。


マレーシア法人の場合、単純に住めるという目的だけではなく、マレーシア国内で納税しておくことによって銀行からの信用が上がり、不動産投資の際にローンを組みやすくするというメリットもある。この意味では、マレーシア法人の方がメリットが大きい気もしている。


単純に住みたいだけならどちらでもかまわないのだが、銀行からの融資の受けやすさという付加価値を考えるとマレーシア法人の方が大きなメリットがある。


もしもMM2Hを取得しても、法人を作って銀行からの信用力を高めたいのであれば、別途マカオ法人等を設立することになるため、二度手間になるのも事実。このあたりを考慮しなくては。


ちなみに日本でサラリーマンをやっている場合、銀行からの信用は十分なので、そのために法人を設立する必要はない。私の場合は海外居住者で個人事業主であるため、このあたりに特別な条件が入ってしまっている。

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