マレーシア法人でビザ代わり+信用力アップが可能
2011年からマレーシアに移住したが、現状ではビザは持っていない。取るとすれば、MM2Hというリタイアメントビザを取ることになる。もう1つの選択肢として、マレーシア法人を作り、従業員としてのエンプロイメントパス(労働者ビザ)を取るという選択肢もある。
MM2Hはリタイアメントビザ(退職者ビザ)ではあるが、20代でも取得することができる。さらに、10年ごとに更新できるため、永住権に近い性質を持っており、マレーシアに安心して暮らすには大きな意味を持つ。
ただし、MM2Hを持っていたところで、それはマレーシアに住めるだけにすぎない。これに対し、マレーシア法人を作れば、エンプロイメントパスによって合法的に長期滞在ができるだけではなく、法人を使って信用を作ることができる。
この場合の信用とは、納税証明や所得証明によって、不動産を購入する際に銀行から融資を受けやすくすることが該当する。
当初、私はMM2Hを取得して日本以外に確実に住める国を確保し、マカオ法人を作って海外不動産を購入する際の信用の確保をしようと思っていた。しかし、マレーシア法人を作っておけば、その両方の目的を一度に達成することができる。
本来、日本人はMM2H等がなくても3ヶ月まで滞在し、一度マレーシアを出国すれば、再入国して3ヶ月いられる。これを繰り返せば理論的にはずっと住めるが、イミグレで止められたこともあり、やはりあんていして 住める国を確保しておきたい気持ちも出てきた。
MM2Hとマカオ法人という組み合わせで行くのか、あるいはマレーシア法人で1本化するのか、さらにはMM2Hとマレーシア法人の組み合わせを利用するのか、このあたりは真剣に考えていきたいと思う。
MM2Hか?マレーシア法人か?関連ページ
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