当サイト管理人、武蔵とは?
あの日の私は、普段にはなく落ち着いていた。「未来のために、ビジネスに投資を」と一歩を踏み出した日には。
その何年も前から投資関係の本は読んでいたが、第一歩を踏み出す勇気がなく、ずっと迷い続けていた。正確に言えば、新しい世界に飛び込むのが怖かった。
ただ、サブプライムローンの直後はチャンスだと思った。相場が下がった所で、多くの人が市場から逃げ出すタイミングで参入するのは賢い判断だ、となけなしの資金と勇気を手にして株式を買った。
購入したのは、TOPIX連動型・世界の株式指数連動型・世界の債権指数連動型の3つのETF。ちなみに投資信託のようなもの。
意思を固めてからは、不思議と冷静になれた。訪れた経済危機というチャンスを前に、興奮していたのかもしれない。小心者にしては珍しく、大胆な行動を取れた。
そして、その後にリーマンショックが訪れ、初めての投資は失敗に終わる。危機が2重で来るとは思わなかった。そして、リーマンショック直前にサラリーマンを辞めていた私にとって、底値で拾うだけの資金もなく、別の意味でリーマンショックだった。
小心者だから投資を始めた
リーマンショックの直前に会社を辞めた。というよりもリストラされた。当時は副業として自分のビジネスをスタートしていたので、そちらを本業にすることに。
しかし、ビジネスがずっとうまくいく保証はない。だからこそ、リスクの分散という意味で投資が必要だと感じた。
世の中には、「お金が必要ならビジネスで稼げばいい」という人もいる。実際、そう豪語する人と会ったこともある。ただ、賢い経営者ほど投資への分散を図っているのも事実。
ビジネスに「絶対」がない以上、一点集中は避けたかった。だからこそ、参入早々痛い目にあった投資も、しばらく期間を置いてから再開した。
それまではビジネスだけに専念していたし、原資を作るという意味でも、やはりビジネスは基本と思っている。ただ、余剰資金ができてきたのと、投資について本当の意味で学ぶことができたと感じたタイミングで、再び投資を始めた。
私が投資を本以外のところから学べるようになったのは、ある大富豪投資家との出会いがある。その出会いがなかったら、海外投資に開眼することはなかっただろうし、20代にしてサラリーマン時代の給料以上を投資からのインカムゲインで稼げるようになることもなかっただろう。
投資先の現場を訪れながら
自分の知らないところでお金が動いているのは恐い。だから、できるだけ投資先を訪れて見てみることにしている。足を運ぶことで、その国の雰囲気が分かる。
時には、今すぐ投資をする予定がない場合でも、今後の選択肢に入りそうな国・都市を訪れる。この1年で、シンガポール・香港・マカオ・中国(ジュハイ・深セン・広州)・バンコク・プーケット・クアラルンプール・ジャカルタを訪れた。
マレーシアのジョホールバルに住むようになり、海外の成長を肌で感じながら、投資についても考えられるようになったのは幸運だろう。日本にいながら想像をふくらませるよりも、容易に現場の感覚を理解できるようになれた。
今では世界各地を飛び回る大富豪投資家の背中を追いながら、世界各地で教えを受けている。大富豪投資家からの教えをまとめた(本人からもメッセージを頂いている)メール講座を用意したので、私が学んだ海外投資の情報、リアルタイムの情報に興味があれば、以下より登録していただきたい。