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石油投資はクリーンエネルギーで失敗する?

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クリーンエネルギーは石油投資の脅威となるのか

クリーンエネルギーが根付けば、二酸化炭素を排出する石油は価値が薄れる。では、投資対象としての価値を失っていく事はありえるのだろうか?

私自身、油田開発事業に出資するかどうかを決める際、この点は懸念材料となった。たしかにメディアでもクリーンエネルギーは注目されている。エコカーなどもその一例だ。

もしもクリーンエネルギーが急速に普及すれば、石油投資は必然的に失敗に終わるだろう。そんなことになるのであれば、参加を見送らなくてはならない。しかし、検証するほどに、そのようなことが起こらないという結論に至った。

たとえば天然ガスを例にとっても、いまだに普及のめどが立たない。企業としてはエコを打ち出すことでイメージアップになるので成果を発表したがるし、マスコミも話題性があるので取り上げる。しかし、実際には石油の代替エネルギーになる予兆すらない。

エコカーはどうか?車の価格が高すぎることも問題だが、補給拠点が圧倒的に足りないという問題もある。新たに全国に普及させるには、インフラから整備しなくてはならない。このようなことが向こう10年で起こるだろうか?

石油投資をする上で、日本のような先進国の一部のシェアがクリーンエネルギーに奪われても、アジアや南米の多くの国で石油の消費量が増加していくことを考えれば、取るに足らない不安にすぎないだろう。新興国は導入コストの安い石油を求めるのは明らかなのだから。クリーンエネルギーなど、それに対応した機器等が必要になるため、新たに製造しなくてはならず、現在のエコカーのように高価になるのは目に見えている。

そして、極めつけは発電における問題。原子力発電は事故がなければクリーンエネルギーだが、3.11の一件で危険性が世界中に刻みつけられてしまった。事実、稼働を中止したり、建設を断念した原発も。結果として火力発電の存在感が増し、石油の存在感が世界的に見て増していく要因となる。

クリーンエネルギーは絵に描いた餅の要素が大きいし、いざとなれば石油の大手会社はアメリカ議会等にも働きかけるだろう。彼らの莫大な資金力は膨大な利権なのだから。とてもじゃないが、向こう10年程度の期間で、石油投資の行方が危ぶまれるほどにクリーンエネルギーが台頭してくるとは思えない。

環境のことを考えると問題がないわけでもないが、石油投資に参加する立場としては朗報だ。


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