信頼出来る相手の話なのか?
海外投資を始めるにあたり、気をつけていたことがある。それは、情報源が信頼できるかどうか。
株式投資やFXだけでも100冊近くの本は読んできた。その経験から言うと、いくら権威のように見せていても、実際には偶然の成功を必然のように見せているだけの成功者が大部分になっている。そんな本を信じて投資をしても、失敗するのは必然の結果でしかない。同じように、学ぶべき相手を間違えれば、最初から誤った方向へ進んでしまう。
海外投資にいたっては、日本人をだますことで利益を得ている日本人が世界各国にいる。まして現地人が日本人をだますなんて、日常茶飯事だ。そんな中で投資をするのだから、そもそも相手の言うことが正しいのかどうか、もっと言えば相手を信頼出来るかどうかの判断が重要になると思っている。
そのため、私は投資をする時には、できるだけ関係者に会うようにしている。会うチャンスがあればマカオまで行ったり、タイまで足を運んだりもする。それは単純に話の内容だけを聞きに行っているのではなく、相手の人間性を見極めることを目的にしている。
投資は最終的には自己責任。しかし、その前提として、信頼出来る人間からの話を判断材料にするようにしておかないと、それは悔やんでも悔やみきれないミスになるのではないだろうか?
もちろん、会えば全てが分かるわけではない。そんなに甘くないのは当然だが、やはりベストを尽くしておきたいと思う。